2022年6月に関東で大雨と雹が発生しました。
この影響により、車が雹被害に遭った方も多いと思います。
この記事では、車が雹の被害に遭い車両保険を使わずそのまま放置している方に向けて解説していきます!
- 雹被害に遭いそのまま放置している方
- 雹被害に遭った際、保険が使える条件が知りたい方
- 車が雹被害に遭ったら車両保険を使うべきか迷っている方
- 車両保険を使った場合、等級や翌年の保険料が知りたい方
実際私も雹被害に遭いましたが、車体に色が白で凹みも目立たなかった為何もせず放置していました。
しかし、車の1年点検で車を預けた時担当の方に言われたことが、「車両保険に加入しているなら、何もせず放置しているのは良くないですよ。」と言われました。
雹被害に遭って4~5ヶ月経ち、ダメもとで保険会社に問い合わせた所まだ対応していたので経緯を説明して対応してもらいました。
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雹被害に遭い保険を使わずに放置している方
雹被害に遭ったが、何もせずそのまま車を乗り続けている方いらっしゃいませんか?
私もその一人でした。しかし、何もせずそのままにしているのはよくないです。
【雹被害を受けて車両保険を使う場合(行動した場合)、選択肢が増えます】
- 修理する場合、保険金で修理費用の自己負担を軽減できる
- 車両保険で出た見積もりを修理費用に充てずに受け取ることも可能
- 受け取った費用を頭金にして、新しい車に乗り換えもできる
このように、雹被害を受けて何もせず放置しているのはよくないので、一度保険会社に連絡をしてみることをおすすめします。
私も雹害に遭ってから4~5ヶ月ほど放置していましたが、保険会社に問い合わせをしたところ対応してくれるとのことだったので本当に保険会社の方々には感謝をしております。
雹被害に遭った時に保険が使える条件
保険の種類 | 保険の種類 | |
ソニー損保 | 一般型 | エコノミー型 |
三井ダイレクト損保 | 一般タイプ型 | 限定タイプ |
SBI損保 | 一般車両 | 車対車+限定A |
アクサダイレクト | 一般車両保険 | 「車対車+A」車両保険 |
チューリッヒ保険 | ワイドカバー型 | 限定カバー型 |
三井住友海上 | 一般補償 | 10補償限定 |
楽天損保 | 一般車両保険 | 車対車+A |
主な保険会社を表にした所、保険の種類は関係なく【車両保険】を付けていれば雹被害の補償の対象となります。
車が雹被害に遭ったら車両保険を使うべき?
その理由を今から説明します。
車両保険を使った方が良い場合3選
- 雹被害の大小関わらず、車を修理をする場合
- 車両保険でおりる費用を修理代に充てずに受け取りたい場合
- 新しい車に乗り換えたい場合
これらに当てはまる場合は、車両保険を使った方が良いと思います。
その理由を詳しく解説していきます。
1.雹被害の大小関わらず、車を修理をする場合
雹被害に遭った車は、車両保険を付けていれば補償の対象となります。
雹害に遭った車を修理すると、50万円~100万円,高級車だと数百万円する場合があります。その高額の修理金額を補償してくれるのが車両保険です。
具体例を挙げるとすると…
【ディーラーで雹被害の修理金額の見積りを出してもらったら100万円でした。保険会社から80万円おりてきました。】
車両保険を使った場合 | 車両保険を使わなかった場合 | |
---|---|---|
自己負担額 | 20万円 | 100万円 |
保険を使う方が自己負担額が、少ないのがすぐにわかります。
しかし、気を付けなければならないのが車両保険を使った場合等級が1等級下がり、翌年の保険料が上がるという落とし穴があります。
このことについては、後ほど解説いたします。
2.車両保険でおりる費用を修理代に充てずに受け取りたい場合
車両保険は、ご自身の車に損害が生じた場合に発生する補償する保険です。
必ずしも修理をしなければならない保険ではないということですので、保険金は受け取ることが可能となります。
しかし注意しなければいけないことがあります。
修理をせず、車を乗り続け別の被害で同じ個所に損傷を受けた場合重複しての保険が適用されないで注意が必要です。
3.新しい車に乗り換えたい場合
先ほど上記で述べた、保険金を受け取ることで新しい車を購入する頭金として使い新しく車を乗り換える方法もあります。
2022年半導体不足の為、中古車価格も上がっているため雹被害を受けた車も買取店で査定してもらい、納得のいく価格で売ることができることもあるかもしれません。
車両保険を使った場合等級はどのくらい上がる?翌年の保険料は?
車両保険を使うと気になるのが、等級と,翌年以降の保険料だと思います。
実際にどのくらいになるのかそれぞれ解説していきます。
等級はどのくらい上がる?
雹被害に遭った車が、車両保険を使った場合の等級は【1等級】下がります。
1等級だけと安心している方もいると思いますが、
実際1等級下がるとどのくらい保険料が上がるか解説していきます。
翌年以降の保険料はどのくらいになる?
例)仮に現在の保険料が8万円で16等級だとします。
雹被害で1等級下がると...
車両保険を使った場合 | 車両保険を使わなかった場合 | |
---|---|---|
翌年 | 112,000円 (事故あり15等級) | 78,000円 (無事故17等級) |
2年後 | 80,000円 (無事故16等級) | 77,000円 (無事故18等級) |
3年後 | 78,000円 (無事故17等級) | 75,000円 (無事故19等級) |
4年後 | 77,000円 (無事故18等級) | 62,000円 (無事故20等級) |
5年後 | 75,000円 (無事故19等級) | 62,000円 (無事故20等級) |
6年後 | 62,000円 (無事故20等級) | 62,000円 (無事故20等級) |
合計 | 484,000円 | 416,000円 |
【表から分かること】
- 翌年の保険料は約30,000円程高い
- 6年間で約70,000円程高くなる
- 現在と同じ保険料になるのは2年後である
まとめ
再度まとめていきます。
【車両保険を使った方が良い場合】
- 雹被害を受けた車を修理する場合
- 保険金を修理代に充てずにご自身で受け取りたい場合
- 保険金で新しい車の乗り換えを検討している場合
【保険を使った場合のデメリット】
- 車両保険を使った場合等級は、1等級下がります。
- 翌年の保険料は約30,000円程高くなり、現在の保険料と同じ金額になるのは2年後です。
保険料が高くなる為、車両保険を付けない方が多いですが雹害などの自然災害はいつ起きるか分かりません。
万が一の場合に備えて、車両保険はつけておくべきだと私は思います。
まだ、車の保険に入っていない方は是非こちらも参考にしてみてください。
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